2008/09/27
本当の強さを持ったやさしい人々
昨日、チベットNO.1アーティスト・テチュンさんのライブに行って、初めてチベットの人々に直に会った。
1950年代からずっと中国に祖国を蹂躙され続けている人々。
そんな歴史と現状にも関わらず、彼らのなんと穏やかでやさしいことか・・・。
「日本の皆さんにチベットのことを知ってもらって、関心を持ち続けてもらえるだけでも嬉しい。私たちは皆さんに非暴力の形で支援を受けられることが嬉しい。
中国はいつか日本やヨーロッパのように、民主的で自由な国になる。それを中国人たちもいつか望むはず。そのときチベットは独立を回復できるのです。」
会場にいらっしゃったチベットの方たちがそれぞれにその信念を語っていた。
人間の善性を心底信じ、望ましい方向に人類は進んでいる・・・、その確信が彼らに怒りではなく、慈愛と希望を抱かせ続けるのだろうか。
ヒマラヤ山脈を吹き抜ける澄んだ風のようなチベットの歌を聞きながら、私も世界はきっと人類にとって良い方向に変わっていくと信じようと強く思った。
**** **** ****
昨日は、この1年間の「花と爆弾」の収益をNGOに寄付をしてきました。
今年度の寄付総額は205000円。2004年からの寄付総額は100万円を越えました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
こうしてこのような小さな活動を信じて、お気持ちを託してくださる皆様こそが、本当の強さを持ったやさしい人々なのでしょう。皆様と出会い、つながれたことが、私にとっての何よりの宝物だと思っております。
「花と爆弾」純益の寄付先一覧
日本国際ボランティアセンター・イラク基金 8万円
日本イラク医療ネット(JIM-NET) 4万円
高遠菜穂子さん 5千円
宝塚・アフガニスタン友好協会 5万円
ペシャワール会 3万円
詳しくは、「花と爆弾」HPの「寄付状況」をご覧ください。
昨日、チベットNO.1アーティスト・テチュンさんのライブに行って、初めてチベットの人々に直に会った。
1950年代からずっと中国に祖国を蹂躙され続けている人々。
そんな歴史と現状にも関わらず、彼らのなんと穏やかでやさしいことか・・・。
「日本の皆さんにチベットのことを知ってもらって、関心を持ち続けてもらえるだけでも嬉しい。私たちは皆さんに非暴力の形で支援を受けられることが嬉しい。
中国はいつか日本やヨーロッパのように、民主的で自由な国になる。それを中国人たちもいつか望むはず。そのときチベットは独立を回復できるのです。」
会場にいらっしゃったチベットの方たちがそれぞれにその信念を語っていた。
人間の善性を心底信じ、望ましい方向に人類は進んでいる・・・、その確信が彼らに怒りではなく、慈愛と希望を抱かせ続けるのだろうか。
ヒマラヤ山脈を吹き抜ける澄んだ風のようなチベットの歌を聞きながら、私も世界はきっと人類にとって良い方向に変わっていくと信じようと強く思った。
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昨日は、この1年間の「花と爆弾」の収益をNGOに寄付をしてきました。
今年度の寄付総額は205000円。2004年からの寄付総額は100万円を越えました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
こうしてこのような小さな活動を信じて、お気持ちを託してくださる皆様こそが、本当の強さを持ったやさしい人々なのでしょう。皆様と出会い、つながれたことが、私にとっての何よりの宝物だと思っております。
「花と爆弾」純益の寄付先一覧
日本国際ボランティアセンター・イラク基金 8万円
日本イラク医療ネット(JIM-NET) 4万円
高遠菜穂子さん 5千円
宝塚・アフガニスタン友好協会 5万円
ペシャワール会 3万円
詳しくは、「花と爆弾」HPの「寄付状況」をご覧ください。
2008/09/22
ペシャワール会・中村哲氏の弔辞
本日、ペシャワール会報の号外が届きました。8月26日にアフガニスタンで命を落とされた現地ワーカー伊藤和也さんの追悼号です。
9月9日に現地で行われた伊藤さんの葬儀での中村氏の弔辞を読み、涙がこぼれました。私も中村氏と同じ思いです。
これまでずっと大国に翻弄され、蹂躙されてきたアフガニスタン。そして、今また最悪の時を迎えようとしている国。伊藤さんの思いを心に深く刻んで、これからもずっとこの国を見守っていきます。
** 中村氏の弔辞より抜粋 **
(前略)
伊藤くんを殺したのはアフガン人ではありません。人間ではありません。今やアフガニスタンを蝕む暴力であります。政治的なものであれ、物取り強盗であ れ、心ない暴力によって彼は殺されました。
(中略)
アフガン人も日本人も、親として、人としての悲しみに、国境はありません。命の尊さに国境はありません。「困ったときの友こそ、真の友だ」といいます。今アフガニスタンは史上最悪のときを経ようとしつつあります。500万人以上の人々が飢餓に直面し、無用な戦争で多くの罪のない人々が命を落としています。
かつて60年前、日本もまた、戦争で、国土が廃墟となりました。200万の兵士と、100万人の市民が死に、アジアの近隣諸国にはそれ以上の惨禍をもたらしました。私も、生まれた直後の様子を良く覚えております。外国人はいつでも逃げることができます。しかし、この廃墟と化した土地にしがみついて生きなければならぬアフガン人は、どこにも逃げ場所がありません。であればこそ、私たちPMSは、変わらずに事業を継続して、皆さんと苦楽を共に致したいと思います。それがまた、伊藤くんへの追悼であり、過去の戦争で死んだ人々の鎮魂であります。皆さんの協力と要望がある限り、PMSの活動を止むことなく継続することを誓い、弔辞と致します。
2008年9月9日
アフガニスタン・シェイワにて
ペシャワール会現地代表・中村哲
全文はペシャワール会のサイトでご覧になれます。
ペシャワール会現地代表中村哲 弔辞
ペシャワール会のサイトトップで伊藤さんが撮られた菜の花畑の写真が使われています。きっと伊藤さんはお星様になって、ずっとこの花畑と子供たちを見守っていることでしょう。
ペシャワール会・オフィシャルサイト
本日、ペシャワール会報の号外が届きました。8月26日にアフガニスタンで命を落とされた現地ワーカー伊藤和也さんの追悼号です。
9月9日に現地で行われた伊藤さんの葬儀での中村氏の弔辞を読み、涙がこぼれました。私も中村氏と同じ思いです。
これまでずっと大国に翻弄され、蹂躙されてきたアフガニスタン。そして、今また最悪の時を迎えようとしている国。伊藤さんの思いを心に深く刻んで、これからもずっとこの国を見守っていきます。
** 中村氏の弔辞より抜粋 **
(前略)
伊藤くんを殺したのはアフガン人ではありません。人間ではありません。今やアフガニスタンを蝕む暴力であります。政治的なものであれ、物取り強盗であ れ、心ない暴力によって彼は殺されました。
(中略)
アフガン人も日本人も、親として、人としての悲しみに、国境はありません。命の尊さに国境はありません。「困ったときの友こそ、真の友だ」といいます。今アフガニスタンは史上最悪のときを経ようとしつつあります。500万人以上の人々が飢餓に直面し、無用な戦争で多くの罪のない人々が命を落としています。
かつて60年前、日本もまた、戦争で、国土が廃墟となりました。200万の兵士と、100万人の市民が死に、アジアの近隣諸国にはそれ以上の惨禍をもたらしました。私も、生まれた直後の様子を良く覚えております。外国人はいつでも逃げることができます。しかし、この廃墟と化した土地にしがみついて生きなければならぬアフガン人は、どこにも逃げ場所がありません。であればこそ、私たちPMSは、変わらずに事業を継続して、皆さんと苦楽を共に致したいと思います。それがまた、伊藤くんへの追悼であり、過去の戦争で死んだ人々の鎮魂であります。皆さんの協力と要望がある限り、PMSの活動を止むことなく継続することを誓い、弔辞と致します。
2008年9月9日
アフガニスタン・シェイワにて
ペシャワール会現地代表・中村哲
全文はペシャワール会のサイトでご覧になれます。
ペシャワール会現地代表中村哲 弔辞
ペシャワール会のサイトトップで伊藤さんが撮られた菜の花畑の写真が使われています。きっと伊藤さんはお星様になって、ずっとこの花畑と子供たちを見守っていることでしょう。
ペシャワール会・オフィシャルサイト
2008/09/19
希望の連鎖に新たなつながりが・・・
『花と爆弾』挿絵原画展が芦屋市男女共同参画センターで開催中です。『花と爆弾』を出版するとき、どうしても私が挿絵を描かなくてはならない状況になって、ずぶの素人の私が時間に追われて2日で描いた22枚の鉛筆画。これまで『花と爆弾』の読者の方々から挿絵を褒められても、自分としては「???」っていう感じで、どうしてこんな素人の絵を褒めてくださるのか、わかりませんでした。
今回、この展示会を勧めてくださったときも、「こんな絵を人様にお見せするなんて・・・」とかなり抵抗したのですが・・・。
展示を始めて、いろんな方が見てくださいました。
メッセージノートには、「あたたかい」、「おだやか」、「ほのぼの」と戦争の悲劇を感じながらも、快い気持ちで絵をご覧になられていた言葉が残されています。
そして、絵を見られた方の中には、「他の会場でも原画展をしましょう」と無償で動いてくださる方々も。これまでも「花と爆弾」の活動は、平和を願う方々の優しい気持ちに支えられて続いてきましたが、原画展という平和への発信の新しい形がうまれたことで、また新しい希望の連鎖がつながりだしたようです。
ほんとうにいろんな形で支えてくださる方々との出会いに感謝しています。
☆「花と爆弾」挿絵原画展
●日時:2008年9月1日(月)~29日(月)
9:00 ~ 17:00(最終日15:00)
土日休館(但し9月6日(土)は開館)
●場所:芦屋市男女共同参画センター
ウィザスあしや(JR芦屋駅すぐ)
●入場無料
●主催: 芦屋市男女共同参画センター
会場の様子をこちらでご覧いただけます。ウィザス芦屋9月の展示
書家の小阪美鈴氏がブログにて、原画展の模様を書いてくださいました。
あたたかいお言葉にとても感謝しています。小阪美鈴ブログ・書文化
2008/09/14
「花と爆弾」ピース・ライブ
毎年9月11日前後の週末に、アフガニスタンとイラクの子どもたちのためにと開催させてもらっている「花と爆弾」ピースライブも今年で5回目。ボランティアで参加してくださるミュージシャンの皆さんや会場を提供してくださるお店の方々、そして駆けつけてくださるお客さま・・・、たくさんの方の優しい気持ちにささえられて、今年もとてもあたたかい空気につつまれた素敵なライブとなりました。
毎年京都から来てくださる若くて素敵なカップルに、原画展を見てライブにもお越しくださった方々のような新しい出会い。そしてラグパパさん、ココペリさんのいつもの楽しい音楽と、川辺ゆかさんとアポさんによる滅多に聞かれない中東やチベットの調べ。会場を飾る小阪美鈴さんの「花と爆弾」の短歌の書作品。
お客様も4歳から7?歳まで、いろんな年代のいろんな職業の方が集まって、子どもたちが理不尽な紛争に巻き込まれて泣くことのない日を願いながら、楽しんでくださいました。
この素敵なイベントで、皆様から託された浄財は、51500円(グッズ販売も含みます)になりました。
今月末の年に一度の「花と爆弾」収益寄付のときに併せて、アフガニスタンとイラクの子どもたちのためにい活動するNGOに寄付させていただきます。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
写真右:今回ピースライブ初出演の、川辺ゆかさんとアポさん
写真左:9月13日に掲載された毎日新聞の記事
2008/09/06
初めての「花と爆弾」ワークショップ
「誰か参加してくれる人、いるのかな~~」と不安ながらも開催を決めたワークショップ。始まるまで不安だったのですが、開始の30分ぐらい前から、芦屋の広報誌を見られた方や、思わぬ方々が駆けつけてくださって、すごくいい感じでワークショップを開催することができました。
この日のために作った、「花と爆弾」カルタを使ってみんなで遊びながら、『花と爆弾』に掲載された絵や短歌に込められた思いなどを説明もさせてもらいました。また宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんもご参加くださったので、短歌で取り上げられている対人地雷や、アフガニスタンの文化的事情なども説明していただいて、とても有意義なカルタ遊びとなりました。
その後、参加者の皆さんにも平和を願うメッセージや絵を描いていただいたのですが、これがみなさん最初は苦戦^^
「え~~~、難しい~~~。」
「描かなくても、いいでしょう???」などなどの悲鳴(?)のあがる中、
「いえいえ、花爆の精神は、ひとりひとりに何かをして参加してもらうことなんです」って、私は譲りませんでした^^
で、みなさん、うんうんうなりながら作品を描いてくださったのですが、それが素敵なんですよ~~。
言葉だけですけど、できた順にご紹介しますね。
(お名前は、ワークショップで「こう呼ばれたい」とネームプレートに書かれたものです)
けい子さん・・・「平和来てカブールの空に凧揚がる」
70年代までのアフガニスタンは緑豊かで、凧揚げが大好きな国だったんですよね。その平和が再び戻れとの願いが込められた作品です。
まゆみさん・・・ 「生かすも殺すも環境しだい」
芽吹いた草花を皆で大切にしていきたいという気持ちが伝わる作品です。
お母さん・・・「戦争と言えば、これだけしか思い出されへん」と言いながら描いたのが原爆のきのこ雲・・・・「戦争はいや」とのストレートな言葉が添えられました。
ともこさん・・・「ふるさとのオリーブ畑よ かべを超えおいでわたしのところへ」
パレスチナの人々に寄り添った作品です。
イスラエルの建設した巨大な壁を越えるほどに成長したオリーブ。
パレスチナの人々が一刻も早くふるさとにもどれますように。。。
まさとしさん・・・「地球に生まれてよかった みんな仲良しだったから 夢でないよ」
戦争や紛争に格差社会といろいろ問題の多い世の中ですが、自分のまわりを見回してみると素敵な人ばかりで、とっても仲良しなんだよって、まさとしさんの人生観が素直に現れていていいな~と思いました。
みなこさん・・・「平和は私の中で生まれてる」
すご~~く希望溢れる言葉ですよね。
まさとしさんの言葉にも共通しますけど、やっぱりひとりひとりの平和が世界の平和の種ですよね
私も短歌を10年しておりますが、締め切りに追われてできた作品って、不思議と自分では気がついていなかった表層意識のもうひとつ奥あたりのものが形となって現れた感じになって、興味深いのです。
皆さんが「うんうん」うなられて現れてきた言葉、イメージ・・・やはりその方なりの平和への思いが表れていて、素敵でした。
みんな、心の中には本当に優しい平和の種をたくさん抱えているんですよね~。
そんなことを改めて感じさせてもらった、楽しいひと時でした。
写真は、作品を手にした参加者の皆さんです。
皆さん、ありがとう~~~☆
2008/09/03
1ヶ月に渡ってゲスト出演させていただいた、エフエム宝塚さんの放送も明日が最後です。
明日の放送は、田中ルミ子作曲、小橋かおる作詞の「花と爆弾」8分30秒の大作を一挙放送!!
詩の朗読は、東京の中学生4人です。本当に一生懸命読んでくれていて、何度聞いてもじ~んとしてしまいます。
番組内では、ルミ子さんからのメッセージも紹介させてもらっていますので、こちらでもご紹介いたしますね。
宝塚周辺の方は、ぜひぜひお聞きください☆
田中ルミ子さんからのメッセージです。
はじめまして、広島出身のシンガーソングライター田中ルミ子です。私は、今から63年前の夏 広島で起きた出来事を歌にしたオリジナル「夏の朝」を、紆余曲折を経ながらも32年間 歌いつづけてきました。
2006年 終戦60年の8月6日、私はNYリバーサイド大聖堂で英語バージョン“A Summer Morning”をそこに集う千人の聴衆に向けピアノで弾き語りました。ちょうど、イスラエルのレバノン侵攻只中、突如ひとりのレバノン女性が立ち上がり“大国は会議ばかり…理想を掲げるのは容易い 一刻も早く実行して!”と叫んだのです。その声に心揺さぶられた私は、今を歌うことの大切さに気づかされました。
帰国した私に曲をつけて欲しいと手渡された一冊の詩画集、それが小橋かおるさんの『花と爆弾』だったのです。
短歌の韻律(五七五七七)を生かした、歌会始の朗詠を彷彿させるメロディの弾き語り部分と、インストゥルメンタルなピアノにのせて散文詩を朗読する部分が交互にあらわれるおよそ8分半のこの作品は、朗読カラオケと歌詩カードさえあれば、老若男女、誰でも、何処でも、私の弾き語りとコラボレーションできるようになっています。
イラクやアフガンの子どもの現実を綴った散文詩を、同じ年頃の日本の子どもが朗読して、イマジンしてくれることを希っています。
8月6日の夜には、元安川とうろう流し会場(原爆ドーム対岸)で地元 祇園東中学校の子どもたちの朗読で「花と爆弾」を披露しました。
今日は、昨秋学校コンサートでコラボレーションした東京 中野区立第九中学 浅尾嶺くん、江守香南子さん、森山友貴さん、梶野瑞基くん4人の朗読でお聴きください。 Rumiko.
2008/09/01
原画展初日
今日は「花と爆弾」挿絵原画展初日ということで、少し顔を出してきました。
アフガニスタンをもっと身近に感じてもらいたいと思い、「花と爆弾」で英語を勉強するアフガンの高校生の写真や、個人的に交流しているアフガンの英語の先生からいただいたお手紙なども展示させてもらっています。
アフガニスタン・・・と聞いて、とても熱心に質問してくれる人もいました。
まず最初の言葉は異口同音に、
「悲しい事件がありましたね・・・。アフガニスタンの人は狂信的なんですか?」
あんなに献身的にアフガンのために働いてきた若者の命を奪ったアフガニスタンという国は、いったいどういう国なのか?
そんな困惑が感じられました。
でも、アフガニスタンの歴史や、昨年までの治安の状況や人々の復興への希望、今年から悪化した食料事情と、そして何よりも米軍とNATO軍による空爆による一般市民の被害をお話すると、皆「自分だったらと思うと、ほんとうにどうすればいいかわからなくなりますね」って、アフガンの人々の思いに寄り添ってくれました。
拙い絵なのに、原画展開催をお引き受けしたのは、こんな風にひとりひとりとお話する機会が欲しかったから。
「今度は家族も連れてきます」と言ってくれた方もいました。
やっぱり、原画展して、よかった。
9月6日には、ワークショップも開催します。
いつもピースライブなどのイベントではばたばたして皆さんとゆっくりお話できなくて残念に思っていたのですが、ワークショップではゆっくりまったり、ピースフルな時間を過ごしたいと思います。
ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
花爆初の原画展 & ワークショップのお知らせ
HPのイベントをご覧ください。
今日は「花と爆弾」挿絵原画展初日ということで、少し顔を出してきました。
アフガニスタンをもっと身近に感じてもらいたいと思い、「花と爆弾」で英語を勉強するアフガンの高校生の写真や、個人的に交流しているアフガンの英語の先生からいただいたお手紙なども展示させてもらっています。
アフガニスタン・・・と聞いて、とても熱心に質問してくれる人もいました。
まず最初の言葉は異口同音に、
「悲しい事件がありましたね・・・。アフガニスタンの人は狂信的なんですか?」
あんなに献身的にアフガンのために働いてきた若者の命を奪ったアフガニスタンという国は、いったいどういう国なのか?
そんな困惑が感じられました。
でも、アフガニスタンの歴史や、昨年までの治安の状況や人々の復興への希望、今年から悪化した食料事情と、そして何よりも米軍とNATO軍による空爆による一般市民の被害をお話すると、皆「自分だったらと思うと、ほんとうにどうすればいいかわからなくなりますね」って、アフガンの人々の思いに寄り添ってくれました。
拙い絵なのに、原画展開催をお引き受けしたのは、こんな風にひとりひとりとお話する機会が欲しかったから。
「今度は家族も連れてきます」と言ってくれた方もいました。
やっぱり、原画展して、よかった。
9月6日には、ワークショップも開催します。
いつもピースライブなどのイベントではばたばたして皆さんとゆっくりお話できなくて残念に思っていたのですが、ワークショップではゆっくりまったり、ピースフルな時間を過ごしたいと思います。
ご都合よろしければ、ぜひご参加ください。
花爆初の原画展 & ワークショップのお知らせ
HPのイベントをご覧ください。