2008/01/27
義理の愛?いえいえイラクと日本の愛の詰まったチョコレート大作戦展開中!
今日は「花と爆弾」でずっと支援させてもらっている、JIM-NETの事務局長・佐藤真紀さんの講演会に行ってきました。お会いするのは3年ぶりぐらいかな?とてもお元気そうで、またJIM-NETで支援されているイラクの子どもたちのお話をたっぷり聞かせていただきました。
JIM-NETが2006年から始められたバレンタインデーの特別チャリティ・イベント「限りなき義理の愛大作戦」。今やJIM-NETのイラクでの医療活動などの資金源の89%を締めるほどの大作戦となられたようですが、このような作戦名をつけられたのは、アメリカ軍があらゆる作戦にロマンチックな(?)作戦名をつけていることに対抗してとのこと。
「砂漠の嵐作戦(イラクでの作戦名)なんて、ロマンチックじゃないですか?なんか砂漠の嵐の中を恋人同士が堪え忍んでいるみたいで。なんかそういうのが悔しくって・・・」とおっしゃる佐藤さん。支援の現場にいると子どもたちの死や悲しいことばかりに直面してしまうので、自分たちを鼓舞するためにも、こういう作戦名が必要な気がしたとつぶやかれた時には、本当に現場のつらさを垣間見た気がしました。
また、去年のチョコレートのパッケージの絵を描いてくれたサブリーンちゃんのお話も聞かせてくださいました。サブリーンちゃんはその後、癌が再発して、もう生きる気力をなくしてしまって、辛い治療を受けるぐらいならこのまま死ぬ方がいいと言っていたそうですが、去年の「限りなき義理の愛大作戦」では、サブリーンちゃんの絵のおかげで2万4千個も売れたことを話すと、「自分も役に立つことができるんだ」と思ってくれて、今は辛い治療に耐えながら、絵を描いてくれているそうです。
そして、今年のチョコセットは布製の小さなバッグに入っているのですが、そのバッグを作ってくれているイラク難民のお母さんもビデオで紹介してくださいました。下半身麻痺の娘さんを3人も抱え、ヨルダンに逃げてきたお母さんが、ひとつひとつ手縫いで作ってくれたバッグ。大切にしたいと思います。
こうして、イラクと日本の愛の絆で展開している2008年の「限りなき義理の愛大作戦」、締め切り間近(1月31日)です!まだ、ご予約されていないかたは、是非☆
お申し込みはJIM-NETさんまで。
2008/01/12
2008年の幕開けを、「花と爆弾」にとって、とても素晴らしいものにしてくださった小阪美鈴さんの新春書展も10日に無事終了いたしました。たくさんの出会いと素敵な再会にあふれた感激の6日間でした。お忙しい中、駆けつけてくださった皆様、本当に感謝いたしております。
開催中、来てくださった方々に、「平和への願いをこめて」とピースマークへの貴重をお願いしていたのですが、最終日には、多くの方々のお名前でいっぱいになりました。少しご紹介させていただきますと、
宝塚アフガニスタン友好協会の西垣敬子さん/、「花と爆弾・webギャラリー」に作品を掲載させてもらっているアーティストの鍵井保秀さんに、「with・・・若き女性美術家の生涯」の佐野由美さんのお母様の京子さん。タイに図書館を建てて、「花と爆弾」も置いてくださっているメイティニーさん。それからいつもピースライブなどに駆けつけてくださるミュージシャンの神田修作さんに、支援者の皆様。
ピースマークに記された皆さんの名前を見ていると、今年も皆さんと一緒に、少しずつでも平和への祈りを広げていけそうな希望を感じます。
最後になりましたが、このような素晴らしい体験をさせてくださった小阪美鈴さん、本当にありがとうございました。
☆そんな素敵な小阪さんの作品が神戸で展示されています。
1月10日~2月8日 「震災の記憶」vol.4
菱の実ギャラリー
神戸元町「大丸」西南角三菱UFJ信託銀行ショーウィンドウ
「 あの日から年月は流れて行っています。今もなお思い出すたびに涙する「神戸人」の思いを書作品に発表します。」(小阪美鈴)
小阪美鈴オフィシャル・サイトより抜粋
写真: サンテレビで紹介された時の画像です。
2008/01/05
今日は、小阪美鈴さんの書展初日。
朝11時からはりきって出かけたかいあって(?)
個展の取材にこられた神戸の地元局(サンテレビ)さんに、ついでに取材していただきました。
インタビューでは、カメラの前で突然質問をふられて、すぐに答えなければいけなかったので、すっごくどきどきでした(ラジオでも質問はあらかじめ教えてくれるのにね)
急遽、今日の夕方5時半のニュースでちょっぴり紹介されたようです。(私は見逃しましたが;_;)
今日だけでも3時間も取材されてたから、インタビューの内容とかは、たぶんこちらの番組でもう少し放送されるんじゃないかな~と思います。
** 1月10日17時よりSUN-TV「ニュースシグナル」の平松愛理さんの震災関連コーナーにて、菱の実ギャラリー展示作品製作風景、小阪さんと平松愛理さんとのトーク、今回の個展の書作品が紹介される予定です。
神戸近郊の方は、ぜひご覧くださいね。
それに、今日の初日にはたくさんの方が駆けつけてくださって、本当に感激しました。デジュ奏者のはくさんさんは、2回もデジュ演奏を披露してくれたし、忙しい中、宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣さんも来て下さったし、それから京都からもマイミクさんたちが来てくださいました。他にも友人や家族や、みんなの笑顔に囲まれて、
そして書展に来て下さった多くの初めてお会いする方々に、アフガンやイラクのことにも思いをはせてもらえて、とっても幸せな1日でした。
書展は10日まで開催されておりますが、来られない方も、ギャラリーのHPで全作品が見られるようになっていますから、ぜひご覧下さい☆
トア・ギャラリーHP http://www.geocities.jp/tor_gallery/0801051F.htm
写真は、小阪美鈴書 小橋かおる歌
・お腹空かし夜空を見上げる児がいたら
月のうさぎよ餅を配れよ
2008/01/03
あけましておめでとうございます。
神戸では初春と呼ぶにふさわしい、穏やかな新年3日目を迎えております。明後日5日からは、書家の小阪美鈴さんの書展にて、「花と爆弾」の短歌が書作品となって展示され、また会場では本の販売もさせていただきます。2008年も多くの方々のご支援によって、「花と爆弾」のメッセージを広め、アフガンとイラクの地に子どもたちの希望の種を蒔くお手伝いができそうです。
● 小阪美鈴新春書展
「女流ー神戸からの発信 ・ Love & Peace」
期間:2008年 1月5日~10日 11:00 ~ 19:00(最終日16:30)
場所: 神戸元町TOR GALLERY
神戸市中央区北長狭通3-12-13 078-391-1228
(「花と爆弾」の短歌が書作品となり展示されます!)
** 小阪さんのメッセージ(http://hwm2.gyao.ne.jp/birei/ より転載)
今を生きる女は 現代の煩雑な事象をどのように感じ、生き抜いているのか、社会との係わりにおいて、また個人の生き方において 如何に反応し行動を起こしているのか。歌人・俳人・書家としての異なる立場から多様な生き様を書作品に託した。作品の前に立ち止っていただき、大いに感じ、考えるひとときを持っていただけたら作家としては本望である。女として愛情深くありたいと思う。**
写真上:「女流」のDM
写真下:小阪美鈴さん書「花と爆弾」より短歌1首