2007/11/17

 
CD「花と爆弾」をリリースしてくださった田中ルミ子さんは、中学校などでの学校コンサートでも歌われていて、この秋は東京の二つの中学校で「花と爆弾」を中学生の朗読で歌ってくださいました。

その中学校からのコンサートの感想文をルミ子さんが送ってきてくださいました。


「花と爆弾」を通して、自分は何不自由なく生きていても、世界には病気で苦しんでいる人、食べ物がなくてお腹が空いている人、地雷の恐怖と闘っている人がいて、そんな人たちのために何もできていないことを知ったと書いてくれていました。
           

12月7日、東京でのルミ子さんのコンサートに、その中学生たちが「花と爆弾」の朗読で出演するそうです(詳細はこちらをどうぞ→http://www.melodist.net/)。プロの歌手のコンサートに出演するという貴重な体験と共に、イラクやアフガンや世界中の戦争で苦しむ子どもたちのことを心の中に留めておいてくれたら、これ以上の喜びはありません。



爆破テロの続くイラクで白血病に苦しむ子どもたちの近況が、JIM-NETさんのサイトで紹介されています。こんな状況で生きる子どもたち・・・何もできていないけど、せめて知ってください。

ムシュタバが生きていた

2007/11/15

 
タリバンにもお母さんがいます

先週末、「花と爆弾」で一番支援させてもらっている、13年もたった一人でアフガニスタンと日本を往復してアフガン支援をされている、私のあこがれの女性・西垣敬子さんのレクチャーを聴きにいきました。


それからずっと、耳に残ってい言葉、

「タリバンにもお母さんがいます。」



アフガンの子どもたちは、それはそれはお母さんを大切にするそうで、それはタリバン兵と言えども同じこと。


西垣さんがアフガン支援を始めたのは、60歳を過ぎてからだそうですので、タリバン政権全盛期でも、タリバン兵にとっては、大切なお母さんよりも年上の女の人である西垣さんを、とっても大事にしてくれたとか・・・。



「女の人がイスラムの国を支援するには、ちょっと年をとってからのほうがいいかもしれませんね。」と西垣さん。



うん、私も60歳を過ぎてから、現地で支援活動を始めようかな???



もちろん、そのころには、もう支援は必要なくて、ただの観光客として行けるような国になっていて欲しいのですけどね:)

2007/11/13

 
素敵な女性たちからの素敵な報告

しばらくブログを更新しておりませんでしたが、毎週末、講演会にチャリティに、ライブに個展と、いろんなイベントに出かけて様々なことを吸収いたしております。

先週末は大阪のドーンセンターに、宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんのレクチャーを聴きに行ってまいりました。これまでもお会いするたびに、いろいろとアフガニスタンのことやこれまでの活動についてお話を伺っていましたが、今回とてもこぢんまりとした集まりで、ゆっくりと西垣さんのお話が聞けて、とても勉強になりました。1994年から、ひとりで始められたアフガニスタンの支援。最初の頃は本当に大変なことばかりだったようですが、子どもたちのためにサッカー場を建設されたり、ナンガハル大学の女子学生のために女子寮を建設されたり、あの小柄で穏和な西垣さんが、アフガンと日本を往復して成し遂げられた、ご本人曰く「奇跡のように」素晴らしい支援の数々を、当時の思いなどを伺いながら聞かせてもらっていると、西垣さんの体験を自分でも体験したかのような錯覚を感じました。自分のできることを、できるだけやっていく・・・改めて、その大切さを実感しました。

また、今年度から「花と爆弾」で支援させていただいている高遠菜穂子さんから、これまでのイラクでの活動報告書が封書にて送られてきました。これまでブログや各地の報告会でご紹介されていた事柄が主でしたが、とても嬉しいニュースも盛り込まれていました。以前このブログでもご紹介した高遠さんのプロジェクトに協力されているイラクの青年カーシムさんが、また来年の5月に再来日され、東京で開催される「9条世界会議」でスピーチをされる予定だそうです。平穏が戻ったと伝えられているアンバール州ラマディの復興の様子を聞かせてもらえたら、嬉しいですよね。

いつまでもアンバール州の平穏が続きますように。そしてイラク全土に広がっていきますように

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