2012/06/22
「生への願い」
もしある日、
2012年6月17日大飯原発再稼動撤回を求める福井集会にて |
「生への願い」
もしある日、
人々が「生きたい」と願ったら
運命は応えてくれるだろう
夜は明け染める
手鎖は切れ落ちる
切に望まない者など、
煙と消えていく、吹き散らされる
アブー・カースィム・アッシャービ著
『生命の詩集』より
2012年6月2日神戸三宮にて |
・東京の知人が、2012年6月22日金曜日の夜の首相官邸前抗議行動に参加されて、動画を撮ってこられました。リンクさせていただきます。→官邸前抗議youtube
・大飯原発前での行動に参加した若者TJ君がまとめてくれた映像です。
スナメリチャンネル『大飯原発再稼働に「命を守ろう」と人の壁』2012年6月30日~7月1日
・東京の知人が、2012年6月22日金曜日の夜の首相官邸前抗議行動に参加されて、動画を撮ってこられました。リンクさせていただきます。→官邸前抗議youtube
・大飯原発前での行動に参加した若者TJ君がまとめてくれた映像です。
スナメリチャンネル『大飯原発再稼働に「命を守ろう」と人の壁』2012年6月30日~7月1日
2012/06/15
雨宮処凜さんと語ろう 格差、原発、そして9条
最後に、トーク会でもご紹介したかった、私の好きなネイティブアメリカンのある首長の言葉をご紹介します。
「争いがないようにしなければならない。
すべての人間を平等に扱いなさい。
すべての人間に同じ法を与え、
すべての人間に生きかつ育つための
均等な機会を与えなさい。
大地はすべての人間の母だから
人間がその上で平等なのは
当然のことなのだ」
最後になりましたが、拙いコーディネートについてきてくださった雨宮さん、中嶌さん、会場の皆様、そして大役を任せていただき貴重な経験をさせてくださった芦屋九条の会の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
写真上:芦屋ルナ・ホールでのステージの様子。
写真下:トークイベント終了後のアピールウォークの様子。
6月9日、芦屋9条の会主催の「雨宮処凜さんと語ろう 格差、原発、そして9条」のトークイベントで、コーディネーターをさせていただきました。雨宮さん30代、そして対談者で大阪青年ユニオン書記長の中嶌聡さん20代と、次世代を担う方たちが、今何をどう感じ、どう行動しているのか、彼らに大いに語ってもらい、客席と若者たちをつなぎたいと挑んだ90分でした。
雨宮さん中嶌さんとも、若者世代の貧困問題、失業問題に携わり、また今回芦屋九条の会の皆さんも、「足元の生活が揺らぐとき、9条も揺らぐ」との危機感を持っていらっしゃったので、貧困の現場についておふたりに多く語ってもらいました。中でも私にとって衝撃的だったのは、中嶌さんが語った「求人企業のほとんどがブラック企業」という実態。現在、若者の離職率や失業率が問題になっていますが、どうしてそうなるかというと、採用する企業側が労働基準法も何も考慮していないような無茶な要求を労働者に突きつけてくるからであり、その点を考慮せず、若者を責めるだけでは問題は解決しないとの指摘でした。
話は、戦争と平和、そして原発についてと、それぞれの経験や立場からの提言へと進み、雨宮さんの東京での反貧困デモや反原発デモの動画なども紹介しながら、現在、そして未来への取り組みについても話してもらいました。そして、やはりキーワードは「ひとり、ひとり、個人としてどう考え、何ができるか」であると思いました。
おふたりのトークを進行しながら、私が思ったこと。それは、格差、原発、9条と、すべてが命に関わる問題であり、そして、もうひとつ考えないといけないことは、おカネも関わってくる問題だということでした。
自分の命とおカネとどちらが大切かと問われれば、自分の命とほとんどの人は答えるでしょうが、「他人の命とおカネ」では、おカネを選ぶような人が増えてきているのではないかと疑いたくなる世の中です。
そのような判断を許す社会が、若者や労働者を搾取し、見るに耐えない格差を生み出し、被曝労働と未来への汚染を残す原発を許し、アフガンやイラクに顕著な金儲けのための戦争を許しているのではないでしょうか?
これは社会の問題であると同時に、個人の生き方、価値観の問題でもあると思います。誰か偉い人がそう言っているから、世の中とはそういうものだから・・・と判断を他人まかせにするのではなく、ひとりひとりが自分は何を大切に思うのかを考え、おカネよりも自分の命、他人の命、そして未来の子孫を選ぶことができたら、おのずと世界は変ってくるのではないかと思っています。
最後に、トーク会でもご紹介したかった、私の好きなネイティブアメリカンのある首長の言葉をご紹介します。
「争いがないようにしなければならない。
すべての人間を平等に扱いなさい。
すべての人間に同じ法を与え、
すべての人間に生きかつ育つための
均等な機会を与えなさい。
大地はすべての人間の母だから
人間がその上で平等なのは
当然のことなのだ」
最後になりましたが、拙いコーディネートについてきてくださった雨宮さん、中嶌さん、会場の皆様、そして大役を任せていただき貴重な経験をさせてくださった芦屋九条の会の皆様に、心からの感謝を申し上げます。
写真上:芦屋ルナ・ホールでのステージの様子。
写真下:トークイベント終了後のアピールウォークの様子。