2007/06/20
イラクに続き、アフガンも?
自爆テロや、米軍の掃討作戦が続くイラクには、もう何年も日本人が入れない状態が続いています。だから、「花と爆弾」で支援させてもらっているNGOの職員の皆さんも、イラクに入国せず、援助物資を隣国に届け、そこからはイラク人スタッフに任せるしかない状況です。
アフガニスタンでは、戦後しばらく治安が少しは安定していたので、NGOの皆さんも直接現地に行かれて、直に援助物資を届けたり、不足しているものを見極めたりできる状態でしたが・・・
先日17日のカブールでの警察バスを狙った自爆テロで、そんなNGOのスタッフの方々が巻き込まれてお怪我をされてしまいました。。。
お怪我をされたおひとりは、2月の「カブールの幽霊」展に私がお邪魔したとき、とても丁寧に絵や写真の説明をしてくださった方で、わたしが(思いつきで)、「平和ミュージアムで、この画集の展示をしてもいいですか」とお願いしたら、すぐに「いいですよ~」って了解してくださった方・・・。
どんなにおつらいかと思うと、ブログに書き込む気力もなかったのですが、
今日の新聞で、記者会見での彼女の言葉を読んで、こうして書く気になりました。
「現場は血の海で、もう外を歩くのも怖くなった」
「でも、活動は続けて行きたい」
アフガニスタンの子どもたちがどれほど力強いか、語ってくれた彼女。。。そんなに危険な目にあっても、彼女のアフガニスタンへの気持ちは変わらない。彼女のような方々がいらっしゃってこそ、これまでのような援助が可能だった・・・。
でも、これから、もしもアフガニスタンの治安が悪化の一途を辿ったら・・・イラクのように支援もままならなくなってしまう。。。
スタッフの皆さん全員が無事にご帰国されること、そして、アフガニスタンの治安がこれ以上悪化しないことを、心より願います。
自爆テロや、米軍の掃討作戦が続くイラクには、もう何年も日本人が入れない状態が続いています。だから、「花と爆弾」で支援させてもらっているNGOの職員の皆さんも、イラクに入国せず、援助物資を隣国に届け、そこからはイラク人スタッフに任せるしかない状況です。
アフガニスタンでは、戦後しばらく治安が少しは安定していたので、NGOの皆さんも直接現地に行かれて、直に援助物資を届けたり、不足しているものを見極めたりできる状態でしたが・・・
先日17日のカブールでの警察バスを狙った自爆テロで、そんなNGOのスタッフの方々が巻き込まれてお怪我をされてしまいました。。。
お怪我をされたおひとりは、2月の「カブールの幽霊」展に私がお邪魔したとき、とても丁寧に絵や写真の説明をしてくださった方で、わたしが(思いつきで)、「平和ミュージアムで、この画集の展示をしてもいいですか」とお願いしたら、すぐに「いいですよ~」って了解してくださった方・・・。
どんなにおつらいかと思うと、ブログに書き込む気力もなかったのですが、
今日の新聞で、記者会見での彼女の言葉を読んで、こうして書く気になりました。
「現場は血の海で、もう外を歩くのも怖くなった」
「でも、活動は続けて行きたい」
アフガニスタンの子どもたちがどれほど力強いか、語ってくれた彼女。。。そんなに危険な目にあっても、彼女のアフガニスタンへの気持ちは変わらない。彼女のような方々がいらっしゃってこそ、これまでのような援助が可能だった・・・。
でも、これから、もしもアフガニスタンの治安が悪化の一途を辿ったら・・・イラクのように支援もままならなくなってしまう。。。
スタッフの皆さん全員が無事にご帰国されること、そして、アフガニスタンの治安がこれ以上悪化しないことを、心より願います。
2007/06/09
画集・「カブールの幽霊」展 vol. 2
ボクが親になったら
子どもたちを悲しみのなかに置き去りにはしない
子どもというのは、その心の中に、
悲しみを持つべきじゃないんだ
- ペシャワール・難民キャンプの子ども -
(画集・「カブールの幽霊」より)
神戸波止場町TEN×TEN「平和ミュージアム」の「花と爆弾・Mayuriギャラリー」の展示を新しくしてきました。先月に続いて画集・「カブールの幽霊」より、アフガニスタンの子どもたちが描いた幽霊の絵と、メッセージを紹介させてもらっています。
「ボクが親になったら」
この子が親になる時より先に、今、大人である私たちこそが、子どもの心のなかの悲しみをすくい取ってあげなければ、と強く思います。
☆★「花と爆弾」Mayuriギャラリー 6月の作品
画集・「カブールの幽霊」展 vol. 2
アーティスト: アフガニスタンの子どもたち
協力:協力:http://www.likewater-press.org/
●開催期間: 2007年6/8(金)~7/5(木) 水曜定休
場所:神戸波止場町TEN×TEN
平和ミュージアム・Mayuri
2007/06/06
CD「花と爆弾」の予約受付が始まりました!
素晴らしすぎて、この日を迎えるまでとても信じられなかったのですが、とうとうCD「花と爆弾」がシンガーソングライターの田中ルミ子さんのオフィシャルサイトにて予約できるようになりました。リリースは1ヶ月後の7月7日です。収益の一部は「花と爆弾」にご寄付いただけるとのことです。先ほど支援者のおひとりから、「早速、予約しました」とのご連絡もいただき、ますますCD発売を実感させていただいております。
『花と爆弾』を出版してから3年と少し。本当にいろんな方から様々なご支援をいただきました。最初に「花と爆弾」の短歌に曲をつけてくれた名古屋の女性、「花と爆弾」をモチーフに曲を作ってくれて、ライブでいっぱい歌ってくれている大阪のファミリー・バンド。広報誌に記事を掲載してくれたり、講演会を開いてくれた方々、毎月「花と爆弾」に寄付を送ってくださる富山の男性、そして「花と爆弾」ピースライブに出演してくださったり、参加してくださった皆さん。おひとりおひとりがそれぞれの方法で、お力を分けてくださる。
「暴力の連鎖を希望の連鎖に変えるために、あなたの力を分けてください」
この言葉が、こんなにも多くの方々に届くなんて、3年前は本当に想像さえしていませんでした。
田中ルミ子さんに「花と爆弾」のメッセージが届いたのは昨年の秋だったそうです。関東在住の読者さんであったPEACE GLOBEの梅田幸一さんが、ルミ子さんのライブを見に行かれて、「この『花と爆弾』の詩に曲を付けてください」と手渡してくださったのです。ルミ子さんはこれまでも世界のヒバクシャを思い、音楽活動を続けてきた方。そんな素晴らしい方と『花と爆弾』を結びつけてくださった梅田さんにもとても感謝いたしております。CD「花と爆弾」には、詩の朗読も録音されているとのことですが、その朗読を担当されているのは、梅田さんの奥様の富子さんです。2月の「ネルソンさん講演会」には、おふたりで駆けつけてくださって、たくさんお話をさせていただきました。
そして、今回のCD発売。9月には梅田さんのPEACE GLOBE主催のチャリティ・コンサートが神戸、広島、東京で予定されています。これらのチャリティ・コンサートの収益も「花と爆弾」に託していただけるそうです。
こんな素敵な方々から、こんなふうにご支援いただけて、本当に嬉しいです。これからも、ひとりでも多くの方にアフガニスタンとイラクのことを知ってもらえるよう、そしてひとりでも多くのかの地の子どもたちに希望の種を届けられるよう、出来る限りのことをさせていただきたいと思います。