2005/12/23

 
受講生の皆さん!
All I Want for Christmas Is You の Best Translators と Model Answer の発表です!

The best translators:
Miki, Kae & Sachio; Sota & Yuji; Yuki & Aya; Mayumi & Kanako; Sigeaki & Ai; Yusuke & Tomoko; Daisuke, Masayuki & Takatoshi

All of you did a great job!
Merry Christmas and A Happy New Year!

♪♪♪    ♪♪♪    ♪♪♪
クリスマスには多くのものを欲しがったりしないわ。
私に必要なものはたった一つしかないの。
クリスマスツリーの下のプレゼントなんて気にしない。
そこの暖炉に靴下をさげておく必要もないのよ。
クリスマスの日にだって、サンタクロースはおもちゃで私を幸せな気分になんてできないのよ。
あなたが知り得るより(思っているより)もずっと、
私はあなたを独り占めにしたいの。
私の願いを叶えて!
クリスマスに私が欲しいのはあなただけなのよ。愛しいあなただけ。

今年のクリスマスには多くを望まないわ。
雪(ホワイト・クリスマス)さえも望まない。
私はヤドリギの下でずっと待ち続けることにしてるの。
(お願い事の欲しいもの)リストを作って、
北極に住む聖ニコラス(サンタ)に送ったりもしない。
魔法のトナカイがカチッと音をたてるの(足音)を聞くために
夜中起きていたりもしないわ。
だって今夜はあなたがここにいて、
きつく私を抱きしめてくれていたらいいのだから。
これ以上私に何ができるかしら?
愛しい人、クリスマスに私が欲しいのはあなただけ。

灯りがあちらこちらでとっても明るく輝いている。
子どもたちの笑い声が辺りに満ちている。
みんな(キャロルを)歌っているわ。ソリの鈴が鳴っているのが聞こえるわ。
サンタさん、私がとても必要としているものを持ってきてくれない?
お願いだから、私の愛しい人を私のもとに連れてきて。

2005/12/08

 
ジョン・レノンが凶弾に倒れて、今日で25年。

今朝たまたま、BSで放送されていた「ジョン・レノンの思い」というドキュメンタリーを見ました。

時はベトナム戦争の最中、カナダのホテルで行われたベッド・インという平和を訴えるアクションと、そこから生まれた名曲、Give Peace a Chanceについてのカナダ2005年制作のものでした。

その中で、ジョンがインタビューを受けていました。

「こうして平和を訴えることが時間と労力の無駄になるという不安はありませんか?」

ジョンはきっぱりと答えます。

「そんな不安は全然ない。皆が強く願えば平和は必ず訪れるんだ。」

時は流れて、2001年の同時多発テロ以降の世界。

同じような質問を受けた、ジョンとヨーコの息子、ショーンはこう答えていました。

「僕は楽観的なんだ。Peace is our destiny(平和が僕たちの運命だ)」


平和な世界が、私たち人類のさだめ。

私も強くそう信じています。

時間はかかるかもしれないけれど、世界中の圧倒的多数の人が望んでいる平和。いつかそれが世界中で実現されないわけがありません。

それがさだめ。
そう信じて歌い続けましょう。

Give Peace a Chance!

2005/12/03

 
高遠菜穂子さんの講演会に行って来ました。
イラクのストリートチルドレンの支援活動をしていたときに、武装勢力に拘束され、人質にされたのは昨年の4月。その後日本中に吹き荒れた「自己責任」というあまりにも無責任なバッシングの嵐。『花と爆弾』が出版されて、ちょうどいろんなお店に置いてもらえるようにお願いしていた頃のことですから、私もとてもよく覚えています。「イラクでは大変なことになっていますね」と言いながら、『花と爆弾』の取り扱いを快く引き受けてくださったお店もありました。また『花と爆弾』の隣に、高遠さんの著書『愛してるってどういうの?』が平積みにされていたこともあって(以前の高遠さんのとても素敵な笑顔が帯に載っています)、いつも気になって、高遠さんの活動をネットなどで追っていました。

そして、今日やっと、ご本人からイラクでの活動についてのお話を聞く機会が持てたのです。お話では、イラクのファルージャやラマディやサマラといった、米軍がテロリスト掃討作戦を行っている街で、どんなことが行われているのかについて、地元のイラク人や、ボランティアやジャーナリストとして現場を見聞きした人の証言や、写真や映像を紹介しながら、詳しく説明してくださいました。「テロリスト掃討」という名目で、どれだけの民間人が命を落としているのか、どんなに理不尽な事が行われているのか、どうしてそんなことになるのか・・・。一生懸命お話してくださいました。

中でも印象に残ったのは、「報道の見えざる壁」という言葉。昨年11月に行われた掃討作戦と言う名のファルージャでの虐殺は、ほとんどメディアに取り上げられることはありませんでした。私も「アイアン・ハンマー」という名で作戦が行われていることは、米ニュースを通して知っていましたが、情報は米軍が流すものばかりであったことを覚えています。どうして詳細な報道がなされなかったのか?いろんな要素を説明してくださいましたが、フリー・ジャーナリストでファルージャ入りした記者は、ファルージャでの取材を終え街の外にでた時、米軍に連行され、ビデオテープも何もかも没収され、その上10日間ほど手錠をはめられたまま拘束されていたそうです。米兵に射殺された記者もいたそうです。そうして、誰にも知らされないまま、ファルージャでは6千人にも及ぶ民間人が殺されたそうです。

映像も、テレビでは残酷・悲惨すぎて、決して見ることのできないものが多くありました。
私もここ数年、アメリカの戦争については多くの書物や映像を通して勉強してきましたので、米軍の発表する内容の裏の現実は想像していましたが、それを証言や映像で見せていただいて、確信することができたのは、とても貴重な経験となりました。

高遠さん自身は、今はヨルダンを足がかりに、ファルージャでの学校や診療所の建設やストリートチルドレンの支援活動を続けていらっしゃるそうです。講演会が始まった時、まず、「昨年の誘拐事件では、皆様にたいへんなご心配とご迷惑をおかけしました」と、深々と頭を下げられたのですが、とても心が痛みました。イラクのお話はとても熱心にされていましたが、どこか人を恐れているような印象が拭いされませんでした。最後に、高遠さんに声をかけて、『花と爆弾』を1冊お渡しし、「来年からは、高遠さんのプロジェクトにも寄付をさせていただきますね」とお伝えしました。高遠さんは小さくお辞儀をされましたが、今度お会いするときは、以前のような素敵な笑顔が見られたらいいなと、心から思いました。

高遠さん。あなたは素晴らしいことをされています。応援している日本の人もたくさんいることを忘れないで、イラクの子どもたちのために、ずっと活動を続けてください。

高遠菜穂子さんのイラクでの活動が報告されています。
イラク・ホープ・ダイアリー

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