2009/11/26

 
写真展 「アフガニスタン 16年の軌跡-人々との出会い」

「花と爆弾」でも支援させていただいている宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さん。彼女の16年にわたるアフガニスタン支援活動を振り返る写真展に行ってきました。会場は朝日新聞大阪本社のアサコムホール。オフィス街の真っ只中で、どんな人が見に来ているんだろうと思いながら行ってみると、ビジネスマンを中心に学生さんや学者さんや、いろんな方が立ち寄られていました。

私も西垣さんのとなりに座らせてもらって、即席関係者となって、西垣さんの活動やアフガニスタンの説明をさせていただきましたが、たくさんの方がアフガニスタンについて興味を持って質問してくださるので、とても嬉しく思いました。

展示終了後は、ふたりで夕食を食べに行き、ゆっくりとお話することもできました。
話題はやはり、これからのアフガニスタンのこと。
オバマ大統領がアフガン増派をするのかどうなのか、アフガニスタンの方針について12月1日に声明を出すとのことで、今はその方針発表をただただ待つのみです。

そして、日本が決めた、アフガン給油活動の停止と民生支援。
これからアフガニスタンのために私たちに何ができるのか、しっかりと情勢を見て、じっくりとできることを見極めていかなくてはならないと、改めて感じています。

もしかしたら「花と爆弾」主催で来年1月に、西垣さんを講師にお迎えし、アフガニスタンの現状とこれからの支援のあり方について、小さなトーク会を開かせてもらうことになるかもしれません。

また具体的に決まれば、このブログやHPでお知らせさせていただきますね。

2009/11/12

 
来日するオバマ大統領へ

アフガニスタンへの増派をするべきか否か、アフガニスタンでの軍事作戦を続けるべきか否か、
アメリカの世論が二分され、増派や軍事作戦に反対の人たちが多数派であるとの報道を見ました。

オバマ大統領にもう一度よく考えてもらいたい。
いったいアフガニスタンがアメリカに何をしたのか?

イラクは911テロ事件とは関係がなかったということで、イラクからの米軍撤退を始めた大統領です。
それでは、なぜアフガニスタンが対テロ戦争の主戦場となるのか、説明してもらいたい。

911はビンラディンをはじめとした数人のサウジアラビア人が引き起こした事件というのがアメリカの見解のはず。そもそも軍事力ではなく、警察力で捕まえるべき相手に対して、アフガニスタンの町や村にミサイルを打ち込んで、罪もない人々を巻き添えにするという所業に、どんな正当性があるのか?
それを8年間繰り返して、まだ戦闘を激化させようとすることに、何の意味があるのか?

ビンラディンはどこにいるのですか?
ビンラディンがシカゴに潜んでいたら、シカゴも空爆しますか?

今日も無人機がアフガニスタンの村を攻撃し、
「テロリスト」と共に多くの罪もない市民や子どもたちが巻き添えになって命を落としていることでしょう。


こんなことをいつまで続けるつもりですか?


正しい道を進む始めるのに、遅すぎることはありません。
今すぐアフガニスタンから米軍を撤退させ、命を落とした無辜の市民と遺族に謝罪を。
そして、もう一度世界の警察力を使ってビンラディンの捜索を。
そこからしか、平和な未来は訪れないと思いませんか?



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