2009/09/23

 

クッキーでできること

カフェ公民館 with マルコライブ、またの名を「花と爆弾」ピースライブ&トーク vol.6、無事終了しました。

9月19日という秋の大型連休の初日にもかかわらずお越しいただいて、会場をいっぱいにしてくださったおひとりおひとりに心から感謝いたしております。

また連日皆様からのご感想メールもいただきまして、主催者といたしましては本当に感激しています。
「普通の人にこんなすごいことができちゃうんですね。」
「クッキー、何枚やいたらこんなことができちゃうんだろう?」
「クッキー食べる以外にも、自分にできることを考えました。」などなど、

前田真吹さんのメッセージをしっかり受けとめてくださって、「自分にもなにかできることはないのかな」と一歩踏みだそうとする姿勢に、とても感銘を受けます。


そして、ソロで歌ってくれたマルコさんにも、「歌にのって、このトーク会、原画展の意味が深く伝わってきました」との声がたくさん届いています。
長年「花と爆弾」を音楽で支援しつづけてくれているマルコさんだからこそ、歌で伝えることができるのかもしれませんね。


また、会場を提供いただいたクロスロードカフェさんには、ほんとうにお世話になりました。
なにからなにまでお任せしてしまったうえに、とてもあたたかい空間を作ってくださって、感謝の言葉もありません。


そして、重い機材をキャリーバッグにつめて伊丹まで駆けつけて、熱い思いを語ってくださった前田真吹さん、ほんとうにありがとう。


毎年9月に開催させてもらっている「花と爆弾」のチャリティ・イベント。
今年は今までとはかなり違った形のものにさせていただきましたが、ほんとうにこのイベントを企画してよかったと、心から満足しています。


多くの方が参加していただいたお陰で、今年もイベントの純益を「花と爆弾」から支援させてもらっているNGOに寄付できます。詳しくは今月末に予定させてもらっている寄付報告でお知らせいたしますね。


こんな素敵な活動を5年間もさせてもらえて、心から感謝しています。



P.S. マルコさんがブログでイベントの模様を写真で紹介してくださっています。
どうぞご覧ください。「できる事、カフェ公民館

2009/09/08

 

あなたに会ってほしいひとがいます

彼女がドキュメンタリー映画のカメラスタッフとして、何も知らずにアフガニスタンを訪れたのは2003年。そこには、豊かで安全な日本に生まれ育った彼女には想像もできないような現地の人々の厳しい暮らしがありました。
子どもたちが濁った水を回し飲みする姿には驚愕しました。
それでも明るい瞳で彼女のカメラを見つめる子どもたち。
この子たちのために、きれいな水を届けたい

アフガニスタンに行くまでは、自分ができることなんてたいしたことはないと思っていた彼女でしたが、帰国するころには、
あんなに安全であんなに豊かな国に生まれた自分には、できることがたくさんあるはず」と思うようになり、日本に帰ってから、何かできることはないか考えました。

そうだ、わたしにはクッキーが作れる!」
たくさんのクッキーを作り、袋に小分けして、駅前に立ちました。
一袋500円で買ってもらって、そのお金でアフガニスタンに井戸を掘ろうと思いました。

でも、最初の一声がでません。
なんとか勇気を振り絞り、近くに立っていた年配の女性に声をかけました。
わたし、アフガニスタンに行ってきたんです!」
そして、アフガニスタンで見たことをその女性に話つづけて最後に、
「井戸を掘りたいんです。クッキー買ってください」とお願いしました。

すると女性は、
わかった、がんばってね!」と500円を渡してくれました。

その最初の一袋から始まって、クッキーはどんどん売れ、そして1年後には100万円以上の募金が集まり、またNGOの仲間が彼女の活動を後押しし、2004年、彼女は再度アフガニスタンに渡り、子どもたちに井戸をプレゼントすることができました。

初めて彼女に会って、この話を聞いたとき、
ひとりの思いが、行動となり、たくさんのひとの思いとつながったとき、ほんとうにすごいことができてしまうんだと、とても心が震えました。

「アフガニスタンに井戸を掘った女性」というと、スーパーウーマンのように思う方も多いでしょうが、ほんとうに普通の、そしてまだ30代の若さで迷いながら自問しながら、それでもしっかりと未来を見つめて人生を歩んでいる女性です。

あなたに彼女に会って話を聞いてほしい。
そして自分は無力だと思っている人がまわりにいたら、彼女の話を伝えてほしい。

彼女、前田真吹さんは、アフガニスタンのことを知ってもらうために、全国各地のトーク会でお話をされています。
9月19日土曜日には、私が伊丹でのトーク会を主催します。
ご都合よろしければ、ぜひお越しください。


♪カフェ公民館 with マルコ・ライブ
「アフガニスタンで今、起こっていること」

トーク:前田真吹(フリーカメラマン)
日時 :2009年9月19日(土)    
    開場17:00 開演:18:00
場所:クロスロードカフェ
参加費:1500円(ドリンク別)
主催:小橋かおる
ご予約、お問い合わせはクロスロードカフェ


♪会場の収容人数に限りがありますので、
ご都合よろしい方は、ぜひお早めにご予約お願いしますね。
ご予約はこちら
  ↓
クロスロードカフェ
TEL:072-777-1369
crossroadcafe@gaea.ocn.ne.jp



写真提供:前田真吹カメラマン

2009/09/03

 
今日が最終回

エフエム宝塚さんでの放送も、いよいよ今日が最終回です。

本日のメイン・テーマは、長年「花と爆弾」の活動を音楽でサポートしてくれている、ココペリさんです。

フルバージョンでお届けする曲はもちろん、
ココペリさんの「花と爆弾ー空爆の町で
試聴もしていただけますよ。


初めてココペリのマルコさんと出会ったのは、2005年の3月。
あれから私が主催共催させてもらったチャリティ・ライブで、この曲を何度歌ってくださったことか。変わらぬご支援にほんとうに感謝しています。

もちろん、今年9月に私が主催させてもらうチャリティ・イベントにもマルコさんは出演してくださいます☆

今回は、「花と爆弾ー空爆の町で」に加えて、
名曲「アフガニスタンの小さな夢」も歌ってくださるはずです。
かわいらしい曲ですので、お楽しみに♪


☆カフェ公民館 with マルコ・ライブ
「アフガニスタンで今、起こっていること」

トーク:前田真吹(フリーカメラマン)
日時 :2009年9月19日(土) 開場17:00 開演:18:00
場所:クロスロード・カフェ
参加費:1500円(ドリンク別)
主催:小橋かおる
ご予約、お問い合わせはクロスロードカフェ



関連サイト
エフエム宝塚
エフエム宝塚番組紹介ブログ 

2009/09/01

 
「花と爆弾」挿絵原画展 in 伊丹

本日9月1日より、JR伊丹と阪急伊丹のちょうど真ん中に位置する素敵なカフェ、
クロスロードカフェさんにて、「花と爆弾」挿絵原画展が開催されます


今回は、同じくアフガニスタン支援活動をされているフリーカメラマンの前田真吹さんのアフガニスタンのこどもたちの写真も同時に展示させてもらっています。


アフガニスタンに思いをはせる女ふたりの作品展。
カフェでくつろぎながら、ごゆるりとご覧ください。


☆「花と爆弾」挿絵原画展
~アフガニスタンに思いをはせて~
●日時:2009年9月1日(火)~27日(日) 
 9:00 am~8:00pm 定休日 月曜日
●場所:クロスロード・カフェ
 JR・阪急伊丹駅、徒歩5分
毎週土曜日の午後は在カフェしておりますので、遊びに来てください♪




** カフェに展示させてもらうあいさつ文です **

      ごあいさつ

高く青い空を吹きぬける風がさわやかな季節になりました。
2001年9月11日、ニューヨークの青空に立ち昇った黒煙。
翌月、アフガニスタンの空を切り裂いた戦闘機の白い飛行機雲。
あれから8年の月日が流れましたが、「テロとの戦い」という名の戦争は続き、今もアフガニスタンの空には戦闘機が飛び交い、人々の村を爆撃しています。

今も、
爆音におびえ、
機銃掃射にさらされ、
親を失い、
多くの子どもたちが泣いています。

空爆のなか、傷つき命を落としていく何の罪もないアフガニスタンの子どもたちを目の当たりにして、いてもたってもいられない気持ちの中で湧き上がってきた「花と爆弾」の言葉と絵。

そして、2003年に映画の撮影スタッフとしてアフガニスタンにわたり、現地の子どもたちのあまりにも過酷な状況に、「何かしなくちゃ」と募金活動を始めた前田真吹さんのアフガニスタンの子どもたちの写真。

子どもたちが戦争で傷つくことのない世界への願いを込めた絵と詩歌と写真です。どうぞごゆっくりご覧ください。
そして、小さなことでも、子どもたちのためにできることを見つけてください。

暴力の連鎖を希望の連鎖に変えるために、あなたの力を分けてください。

2009年9月
チャリティー詩画集
「花と爆弾―もう、戦争の暴力はやめようよー」
著者 小橋かおる

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