2008/10/30

 
イラク最新情報

10月27日の月曜日、三宮で開催されたフリージャーナリストの西谷文和さんのイラク報告会に行ってきました。
西谷さんは先週イラクから帰国されたばかり。今回は「治安が安定してきた」と言われているバグダッドにも行かれて、報告会では現地の生の情報を提供してくださいました。

「なんか、バグダッドは安定してきたとか言うことになって、あまり報道もありませんが、とんでもないですよ。
毎日、アルカイダ、シーア派、スンニ派の自爆テロ、米軍の空爆で、市民は死んでいます。
ただ、去年の1日100人単位ではないというだけです。」

「今回の戦争で、新たな兵器が使われた疑いがあります。ラマディやファルージャの子どもたちに脳性マヒの症状が多発しています。
私が思うところによると、地上戦の前に米軍は神経系ガス兵器を使ったのではないかと思います。」

2003年以降、それまでまったく正常だった子どもたちが、次々と脳性マヒの症状に苦しんでいるそうです。
これまでも劣化ウラン弾の使用によって、白血病や癌や先天性奇形などの症状に苦しむ子どもたちが生まれてきたことが疑われていましたが、
また新たなる悲劇が起こっているのかもしれない。。。

「イラクに関しては、国連も動きが遅いし、報道も及び腰です。みんなアメリカに気兼ねしてるんでしょうかね。」

西谷さんが命がけで撮ってこられた映像も、関西のローカル局では放送されても、なかなか全国ネットで報道されないといつも嘆いていらっしゃいます(今回は報道ステーションで取り上げられたようですが^^)
マスメディアだけでは知りえない情報は、地道に報告会などに出席して得るしかないですね。


11月にイラクから母国の復興に励む青年が来日し、イラクの現状を知らせてくれます。
お近くの報告会にぜひご参加ください。


緊急開催!イラク人と語る『戦争』と『占領』
引き裂かれたイラクに自由はあるの?
〜2人の青年の絶望と希望〜
詳しくは高遠菜穂子さんのブログをご覧ください。→イラク・ホープ・ダイアリー

2008/10/26

 
「花と爆弾」な1日

毎週土曜日に発行しているメールマガジン「7世代に思いをはせて

昨日の朝、アフガニスタンに降らすのは爆弾ではなく小麦の種を・・・と書き、今週号を発行して、それから大阪の羽衣という町に行きました。

初めて降りた南海電鉄羽衣駅。そこには「花と爆弾」の活動を通して知り合った素敵な女性たちが活躍しています。2004年の5月、「花と爆弾」のチラシを握りしめて、新開地でのイベントでブースを出していた私に、はるばる会いにきてくれたヨーコちゃん。それから「花と爆弾」を売ることで、アフガニスタンとイラクの子供たちの支援ができるのならと、一生懸命、お友達や知り合いに紹介してくれていたヨーコちゃんが、お姉さんと一緒に羽衣の古民家を借りて、笑屋という小さなカフェとイベントスペースを立ち上げました。とってもまったりとしたスペースで、素敵でしたよ。

その後、羽衣駅から徒歩5分の「花と爆弾」の取り扱い店でもあるフェアートレード雑貨のお店「あひおひ」さんへ。奥がカフェスペースになっていて、お店のお客さんとお話していたら、「花と爆弾」のイベントにお越しくださったことのある方で、偶然のご縁に感激しました。その女性は「アースデー@はまでらこうえん」の実行委員長もされていて、「何か一緒にできたらいいですね~」って、来年のアースデーイベントの話で盛り上がりました。

それから大阪の本町まで北上し、「花と爆弾」の強力なサポーター、ココペリさんのライブへ。毎年9月の「花と爆弾ピースライブ」に出演してくれるココペリさんと、同じく毎年出演してくれている神田さんのユニット「風来」とのジョイント・ライブ。お客さんもピースライブでお会いしたことのある方も多くて、親しい笑顔や、初めてお目にかかる笑顔のあふれる、とっても和やかなライブでした。

そしてライブ最後は、ココペリさんが作曲してくれた「花と爆弾」を、参加ミュージシャン全員で演奏してくれました。

今度空から 降らせるなら 花の種と小麦の種を
豊かな大地と 豊かな心 花開くまで 私は歌います



みんなが一緒になって歌ってくれた「花と爆弾」。
今日は「花と爆弾」の活動を続けてきた4年半を凝縮したような一日でした。そして、これからも、アフガニスタンに豊かな大地が戻るまで、私もできることを続けていきます。

2008/10/19

 
神戸グローバル・チャリティ・フェスティバル

毎年10月のとっても気持ちのいい季節に、神戸は北野の外国人倶楽部で開催されるチャリティ・イベントに行ってきました。

神戸在住の外国人がお国料理の屋台をだしたり(インド、トルコ、ペルシャ、タイなどなどの国の料理が楽しめます:)、また途上国を支援するNGO、NPOがバザーを催したり、外国人も日本人も一緒になって、楽しみながら、困っている人たちの支援をしようと開催されているイベントです。

私もここ4年ほど毎年、宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんのブースのお手伝いをさせてもらっています。
今年は書家の小阪美鈴さんが書いてくださった書ART T-シャツをチャリティ用に販売させてもらいました。
同じく西垣さんの支援をされているマルティナさんは手編みの「平和の靴下」を販売。色とりどりでとっても素敵なんですよ。
となりのブースではpeace of cakeの女の子たちがかわいいクッキーを売っていました。

いろんな人種、いろんな年頃、いろんな職業の人たちの笑顔があふれる会場。
いつかこんな笑顔が世界中にあふれる日が来ることを、心から願いました。

2008/10/03

 
藤原紀香・講演会(関西弁イントネーションで読んでください:)

女優の藤原紀香さんが、もうず~~~と前、2002年から、アフガニスタンの支援されてるの知ってはります?


今日は紀香さんの講演会に行って、彼女の思い、経験、希望を存分に聞いてきました。


関西弁で、めっちゃ素のまんまの心を本気で語ってくれはりました。



「ボランティアやチャリティしてるんが、
      えらいとかなんとかやなくて、

 やらんよりやった方がええに決まってるやん。」



「ちょっとでも気持ちのある人が、できることをしていったら、きっと世の中は変わるんやと思うんです。」


なんか、おこがましいかもしれへんけど、いっつも私も言ってることを、あんな綺麗な紀香さんが、あんなに大勢の人の前で言ってくれて、

めちゃ、嬉しかった☆




紀香さん、ありがとう。





☆ 藤原紀香さんがアフガニスタンや東ティモールで撮られた写真の展覧会が伊丹で開催中です。
10月13日までです。詳しくは、紀香さんのHPをご覧ください。

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