2010/08/25

 
またひとつ 生き延びた

エフエム宝塚の放送も明日で3日目です。
今回は、9月11日に開催するチャリティ・イベントのご紹介です。
詳しくは、8月5日の記事をご覧くださいね。


イベントのスケジュールはこんな感じです。
17:00 開場
17:30 「やんばるからのメッセージ」上映
18:00 丸岡マルコ淳二 ライブ
18:30 『911の子どもたちへ』ドキュメンタリー映画上映
20:00 阿部ひろ江ライブ & 交流会 ~ 21:46 黙祷


今回ご紹介する曲は、いつもイベントには駆けつけて歌ってくださる丸岡マルコ淳二さんのソロアルバム「ひとりぼっち」から、『みことのうた』。

少しだけ歌詞をご紹介させてもらいますね。


♪こんにちは ありがとう 今日も元気
 見えない 明日なら 今日は笑おう
 またひとつ またひとつ 生き延びた♪



私も平和な時期の日本に生まれて、
毎日は何の変りもなく平々凡々に過ぎていくのがあたりまえ、
平均寿命ぐらいまで生きるのがあたりまえだと思って、
毎日をなんとなく過ごしていたと思います。

でも、アフガンやイラクの子どもたちをずっと見てきて、
この毎日は決してあたりまえじゃないし、
とても貴重だってことが、
理屈じゃなく、魂で感じるようになりました。


どこに生まれていても、
一日一日はとても大切でかけがえのない時間。
そして、出会う人は類稀なご縁のある人。


そんな気持ちを歌にしてくれている、マルコさんの「みことのうた」です。


放送は、エフエム宝塚(http://835.jp)の朝8時20分~40分と夕方6時20分~40分です。

2010/08/19

 
I am a child
エフエム宝塚での放送も今日で2回目。今日は宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんによるアフガニスタンのお話と、アフガニスタンの子どもたちの可能性を広げるために活動する国際NGO、MMCC from Afghanistan製作のCDより、アフガンの子どもたちが歌うダリ語の遊び歌をお届けします。

曲名は、マン クー ダーカン (I am a child)
歌詞をご紹介しましょう。

「私はとても幸せで笑顔になる。生きることの素晴らしさをしっている。
手拍子、足踏み、私は子ども。辛いことなんか何もない。
幸せで楽しい人生。いのちは砂漠に咲く花のように美しい。
だからみんなで幸せになるんだよ。」



ほんとうにかわいく元気な声で歌声の曲ですが、「いのちは砂漠に咲く花のように美しい」と歌っているんですよね。
生き延びるのがたいへんな国に生まれたからこそ、こんな小さな時から、命の素晴らしさを実感できるのでしょうか。。。いつもアフガニスタンの子どもたちには大切なことを教えられる気がします。

2010/08/12

 
放送開始♪

エフエム宝塚のゲスト出演番組、今日から、放送開始です!
朝8時20分からの分を、聞いてくれた人いるかな~♪夕方は6時20分からです。

今日の話題は、空襲。
8月12日の前後5日間でも、記録によれば、11日久留米、13日長野、14日熊谷、岩国、15日は秋田県の土崎(つちざき)などが空爆され、この最後の5日間だけでも、2000人以上の方が亡くなられたということです。台湾でも本土と同じように空襲が。。。

今日は終戦当時台湾に住んでいらっしゃった宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんの空襲の思い出をお話してもらいました。本土空襲の体験者と変わらないお話に、日本統治下にあった街が、日本に占領され、その上アメリカにも空爆され・・・と、台湾の方々にはほんとうに気の毒に感じましたが、そのことがあまり知られていないこともまた驚きです。


それから、今も続く空襲のことにもリスナーの皆様に思いをはせてもらいたくて、3月のメルマガから一部朗読させてもらいました。


「7世代に思いをはせて」
2010/3/13【第78号】空襲とSF小説



世界中の空襲で亡くなれた方々のご冥福を心からお祈りします。
そして、この悲劇を一刻も早く止めさせるために、できることをし続けることを改めて心に誓います。

2010/08/09

 

核弾頭を集めて送ろう木星に春には桃の花が咲くから
    歌:小橋かおる  書:小阪美鈴

以前「花と爆弾」の短歌を書にしてくださった書家の小坂美鈴さんが、その書作品を私に託してくださった。
「平和活動のために、ご自由に使ってください」と言ってくださった。昨日ご自宅に取りに伺い、今、我が家のリビングで久しぶりにこの歌と書に対面している。


今朝は長崎の平和祈念式典を見ていた。65年前の夏、地球上に原爆が誕生し、そのうち2つが日本に投下された。一瞬のうちに、人々の命も町も奪った。広島では繁華街は壊滅し今は平和記念公園になっている。。。すなわち原爆は町の歴史も奪ってしまったのだ。このようなことも長い間知らなかった。平和活動をきっかけに、広島の人々と知り合うまでは。


私も含めて、原爆について知らないこと、知らされていないことが多すぎる。三度原爆を投下させないために、できることはきっとたくさんあると思う。まずは知ること、知らせること。この書作品とともに、できることをしていきたい。


合掌



追記:なくしてしまった町をCG上でも復元したいという取り組みが、広島から始まっています。町が存在していたことだけでも世界の人に知ってもらいたいと願った田辺雅章さんのプロジェクトです。「花と爆弾ピースライブ」で田中ルミ子さんのお歌の背景でCG少しご紹介していただいたご縁です。
爆心地復元プロジェクト

2010/08/05

 
ラジオ出演のお知らせ(2010年8月12日~9月2日)

2007年より毎年8月にゲスト出演させていただいております、エフエム宝塚の朝8時20~40分と夕方6時20~40分(再放送)の宝塚フォーリンカルチャーの中国語のコーナーに、今年も出演させていただきます。8月12日から9月2日までの毎週木曜日に宝塚・アフガニスタン友好協会の西垣敬子さんとともにゲストとしてお話させてもらいます。
宝塚はもちろん、伊丹、川西、池田の全域と、豊中、西宮、尼崎の一部地域にも放送されていますので、可能な方はぜひお聞きください。


放送内容を少しご紹介いたしますと。。。
8月12日
終戦の日を前にして、日本各地の空襲の被害を振り返るとともに、西垣さんが幼い頃暮らしていた台湾での空襲のお話をお聞きします。当時台湾は日本の統治下にあったことは歴史の事実として知っていましたが、空襲まで日本と同じようにあったとは・・・。
ご紹介する曲は、日本国際ボランティアセンター制作のCD「Children in Iraq」より、「ママの歌」をお送りします。歌うのは、バグダッドのストリート・チルドレンのザイナブちゃんというかわいい女の子です。ママのことが大好きと歌う幼い声が痛々しいのですが、多くの人に聞いてもらいたいと思い、放送させていただきます。

8月19日
西垣敬子さんの宝塚・アフガニスタン友好協会の最新の活動についてお話いただきます。アフガン情勢はこのところ混迷を続けていますが、西垣さんは今年も3月と5月にアフガンに行かれ、孤児院や女子寮などに必要な支援を届けられています。それから大仏で有名なバーミアンに行かれたときのお話しも。
ご紹介する曲は、アフガニスタンの子どもたちのために活動するMMCC from Afghanistan制作のCDよりダリ語の遊び歌。アフガンの子どもたちが元気に歌っています。

8月26日
今年の9月11日に開催させていただく「第7回 花と爆弾ピースライブ&ドキュメンタリー」についてのお話です。今年はライブに加えて、「やんばるからのメッセージ」と「911の子どもたちへ」というドキュメンタリー映画を上映させていただきます。
ご紹介する曲は、花と爆弾ライブにはいつもご尽力くださる丸岡マルコ淳二さんで「みことのうた」です。命のはかなさ、強さをしみじみと感じさせてくれる歌ですよ。

9月2日
最終日は、9月11日に上映させていただく「911の子どもたちへ」について。東京の大学生たちが同世代の若者に見て、考えてもらいたいと作った意欲的なドキュメンタリー映画です。製作委員会の皆さんからいただいたメッセージもご紹介いたします。
ご紹介する曲は、ジョン・レノンで「イマジン」。丸岡マルコ淳二さんの訳詞も少しご紹介します。


今年も素晴らしい機会を与えてくださったエフエム宝塚さんとパーソナリティの後中陽子さんに心から感謝いたしております。

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